スマホ首・・・本当にスマホの普及で増えてきましたよね!
大人だけではなく、今や子供もスマホ首になっていますね。
スマホ首は、首凝り肩こりはもちろん、目の疲れや頭痛、めまい、集中力、うつなどにも影響すると言われます。
スマホが手放せない現状では、日々のケアが必要ですね。
また、スマホ首は、実際にスマホをいじっているときになりやすい姿勢なのですが、頭は肩より前に出て、首のアーチ(前弯)がまっすぐになっている状態を言います。
少し専門的に言うと、下位頸椎が伸展して、顎が上がっている状態です。
さらに下を見ると、上位胸椎は屈曲して、背中が丸くなる=猫背状態でもあります。
筋肉でいうと、後頭下筋群が縮んで固まっています。この筋肉群は、顎を上げる作用や、頭の位置を感知するセンサーがあるところです。
また、首の前の筋肉(椎前筋)は伸ばされています。ここは顎を引く筋肉なのですが、筋力低下を起こし顎を引けなくなっています。
すると、胸鎖乳突筋で頭を支えることになり、ここが過剰に働きカチカチになりやすいのです。
ということは、後頭下筋群や胸鎖乳突筋をゆるめること。首の前の筋肉を鍛える・使えるようにすることが、スマホ首改善には必要ではないかということです。それプラス猫背の改善も合わせてすると、なおよしです。
(頭が前に出る+背骨の位置調整も重要)
整体とかで、ほぐした後は自分でも顎を引く動作を身につけましょう。
顎を引く(顎と胸の距離は拳1つ分あける)
仰向けの場合は、後頭部で床を押し、首・頭が縦に伸びる背筋が伸びる感覚があればOK.
座位や立位の場合は、後頭部で壁を押し、首・頭が天井に伸び、背筋も伸びる感覚があればOK.
整体やセルフケアを上手にしながら、健康にスマホと共存していきましょう。