野生で生活している猿や熊など、病気をしたり疲れたり肩が凝ったりしたときはどうしているのでしょうか?
生存競争の世界なので、病気になると逃げれなくなり、食べられるかそのまま死ぬかになるでしょう。
あと、疲れるとか肩が凝るとかいう感覚があるのかな?
まあ、24時間密着しているわけではないですし、言葉も通じないので答えはわかりませんが・・
さて、猫を観ると、背中を伸ばしたりプルプルっと体をふるわせたりしています。
別に考えてしてるのではなく、感覚で違和感があったら体を動かして違和感をなくす感じかな。
多分、野生動物は勘や原始感覚で自分で治す方法を知っているんだと思います。
いやいや人も、そういう感覚は持っていると思います。
例えば、目が疲れたら、無意識で目の間をつまんだり首や肩をまわしたりするのはそうでしょう。
無意識の感覚のとき、赤ちゃんや酔っぱらっているとき寝ている時は落ちたり転んだりしても平気なことが多いですよね。
でも、人は意識・知識過剰・情報過多で原始感覚が抑えられているのでしょう。
肩が疲れてきても、まだ仕事あるから我慢しよう!という意識。
この器具使うと姿勢がよくなると言ってたから腰が痛くなるけど使おう!という知識。
こういうちょっとした違和感を意識・知識で抑え込み感覚がマヒしていくのではないかと思います。
肩や腰が限界にきてから病院や整体に行くという人が多いのもその理由でしょう。
脳が発達してきたのでそれが宿命なのかな??
医者・薬・健康器具と便利なことが増えたのとは反対に自然治癒力を最大限に発揮できなくなってきたのかな?
「予防医学」という言葉があるように、“違和感の初期段階でケアをする”のが健康の基本だと私は思います!
意識や知識も大切な部分はありますが、そこに頼りすぎては、自分の身体が自分のものではない感じになります。
自分の身体・感覚をとおして、意識・知識が合う合わないとジャッジできるのがいいでしょう。
ストレッチ整体湧泉では、その原始感覚を大事にしています。
違和感ある所に、手を当てる・・いわゆる「手当て」
医者のいないときからしている方法。
意識知識の過剰な時代に、一向に減らない病気や凝り。
この感覚を見直す時期なのでは・・。
皆さんも限界まで我慢しないように、自分の大事な身体ですよ!